【速読】頭が10倍良くなる!効果がある速読無料トレーニング6選と速読方法論

速読の世界 - 速読トレーニング

「少ない勉強時間で成績を上げたい!」
「思考力、読解力、イメージ力など、地頭を良くしたい!」
「読書をもっと楽しめるようになりたい!」

今回は、そんな考えを持つ方へとっておきの方法をご紹介します。
その方法とは「速読」です!

速読の達人は「1秒で1ページを読み終える」「資料を1分で読み終えたと思ったら内容を理解している」といった離れ業を平然とこなします。

速読を身に着けることは、あなたの眼と脳を1段階も2段階もレベルアップさせ、人間としての根本的なスペックを向上させることに繋がります。

そんな速読をマスターするには、速読塾へ通うのが一般的です。
ですが「速読塾に通う時間もないし、お金もかけたくない!」という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、効果のある無料速読トレーニング厳選6選と、筆者の速読体験談、速読マスターのために必要なことをお話していきます!

まずは、無料の速読トレーニングをご紹介しますね。

速読無料トレーニング厳選6選

これらのトレーニングは、できるだけ大画面で行うことをオススメします。

【速読無料トレーニング1】視点移動トレーニング

視点の移動速度と認識速度向上と、視点を規則正しく動かす癖をつけることが目的です。

黒い丸に焦点を合わせましょう!

初心者向け 中級者向け

上級者向け

【速読無料トレーニング2】読視野拡大トレーニング

一瞬で認識できる文字数を増やすトレーニングです。

読視野が2倍になれば、読むスピードも2倍になります。

頭の中で音読しようとせず、文全体を捉えましょう。※オススメ!

このYoutubeページの詳細に、さらに速い動画があります。

【速読無料トレーニング3】周辺視野拡大トレーニング

周辺視野と読視野には密接な関係があり、読視野を広げるには周辺視野拡大トレーニングが不可欠です。

周辺視野を鍛えるには、ナンバータッチがオススメです!

以下で紹介しているナンバータッチは、もちろん全て無料です。

ナンバータッチ - 速読トレーニング

パソコン用ナンバータッチ

iPhoneのオススメ「脳トレ123」

Androidのオススメ「ザ・ナンバータッチ」

【番外編】少しでも早く速読を習得したい方へ

速読の短期習得には、質の高い速読ツールを使うことが一番の近道。
速読は一生使える技術です。
毎日のトレーニングを質の高いモノにできれば、勉強・仕事・スポーツなど、あらゆる面で大きいリターンが得られます。

というわけで、数ある速読ツールから全て自宅で行え、習得メソッドが体系化された信頼性の高いものだけを厳選しました。ちょっとだけ紹介しますね。

 

やさしい速読トレーニング

「やさしい速読トレーニング」は元速読日本一の方が作成した速読メソッド。
レッスン形式で構成されており、わかりやすく、何度でも反復できるのがポイント。
購入者専用のPCトレーニングツールが付属しており、継続しやすく、価格も安いのが嬉しいですね!

「やさしい速読トレーニング」はこんな人におすすめ!

  1. お金をかけずに質の高いトレーニングをやりたい
  2. 速読の基本をしっかり習得したい
  3. 日本産のソフトを使用したい

筆者

コスパ最強!お試しならコレ!

やさしい速読トレーニングの詳細はこちら

——番外編ここまで——

 

これらのトレーニングを行うことで、速読のための能力は向上します。

しかし、速読をマスターするためには、理論を理解し、正しい方法で、何度も読書し練習することが必要です。

そして、練習を繰り返し、筆者が速読を習得したところ、こんな嬉しいことがありました・・・。

というわけで、ここからは筆者の速読体験談と、速読の正しい理論・練習方法と活用法についてお話していきますね!

筆者の速読体験談

当時パソコンの学校に通っていて、国家資格の試験日まで1カ月。わたしはこんなことを考えていました。

筆者

勉強したくないな・・・。なんとか楽して点を取れないかなあ・・・。

なんとか楽に合格できないかと検索していると、「速読」という技術があることを知りました。
試験問題は長文が多く、文章を読むことで試験時間の半分は終わり、見直しの時間もほとんど残りません。

そこで「文章を読む時間を半分にできたら、問題を解く時間が大幅に増えるのではないか」と考えたんです。

それから、授業中にこっそり速読の練習をする日々が始まりました。
速読トレーニングはゲーム感覚のものが多く、ストレスなく続けられます。
何度か先生に見つかり怒られましたが、試験日には速読を知る前より、だいたい3倍速ほどで文章が読めるようになりました。

迎えた試験当日。

時間に厳しい試験でしたが、速読で文章を速く読めるようになったわたしは、全問解き終わっても時間がかなり余り、ゆっくり見直しをすることができました。

そして結果発表の日・・・。

 

合格!!

合格率10%前後の試験でしたが、合格ライン60/100のところ、86点で合格しました!
嬉しくて1日中ニヤニヤとしており、よく通報されなかったなと思います。

そして合格が判明した次の登校日、ガンダム仲間の高田先生に話しかけられました。

合格おめでとう!やったねえ。

高田先生

筆者

ありがとうございます!!
ねえ、聞きたいんだけどさ。

キミ出席日数ギリギリだし、放課後の試験対策講座も受けてないよね?
ほかに受かってる子は、かなりガッツリ勉強してたけど・・・。
どうやって受かったの?こっそり勉強してた?

高田先生

筆者

ふふふ・・・先生!実はカクカクシカジカ・・・。

速読を身に着けたことで、シャアのように3倍速で文章を読めるようになったと伝えると、高田先生は「そりゃすごい。でも服は赤くないんだね。速読、調べてみるよ。」と言い去っていきます。

高田先生は、合格率10%前後の試験なのに、30人受験して1人か2人しか受からないことに少し悩んでいるようでした。

そしてなんと、高田先生は、自分が担当する試験対策講座に「速読の授業」を実験的に始めました。
理由を聞くと「長文問題が多いから、文章を速く読む技術は合ってる」と答えてくれました。
「プログラミングの授業はいいんですか?」と聞くと、「合格者増えた方がいいしね。でもこれで結果出なかったらヤバいかも。」とのこと。

そして次の国家試験の結果発表後、高田先生に話を聞きに行きました。

筆者

国家試験どれくらい受かりましたか?
それがね。なんと4人も受かったんだよ!
こんなに同時に受かったのは、赴任してきた5年間にはなかった。
速読の授業、効果があったんじゃないかな!
教えてくれてありがとう!これ、お礼。

高田先生

そうしてもらった、よくわからない謎味の飴を舐めつつ、「速読って少しやるだけでも効果でるんだなあ」と考えていました。

 

・・・さて、わたしの体験談はこれくらいにして、そろそろ速読の習得方法についてお話していこうと思います。

まず、速読は、普通の読書を速くしたものではありません。
速読は独特の読み方で文章を読むため、理論をしっかり理解し、正しい方法で練習して身体で覚える必要があります。

というわけで、次は速読の理論について学んでいきましょう!

速読理論

まずはじめに、速読とはいったい何なのでしょうか?

Wikipediaでの速読の定義を見てみましょう。

Wikipedia
速読とは、読書速度を向上させ、効率的に大量の書物を読破する技術である。

日本人の平均読書速度は1分間に500文字程度と言われていますが、速読の達人になると1分間に10,000文字以上のスピードで読書をします。

つまり速読の達人は、一般人が1冊読み終える間に20冊読み終わるんです。
20倍の速さで本が読めたら圧倒的な強みになり、仕事も学業もあらゆることで有利になりますよね。

速読の達人のように読むには、次の3ポイントを意識しましょう。

1.読視野を広げる。

「密度の濃い周辺視野」で文章を読む。

密度の濃い周辺視野を作るコツは、「文字」ではなく「行間」を意識すること。

 

2.視点をコントロールする。

文章を規則正しく、上から下、左から右に読むよう繰り返しトレーニングする。

 

3.心の中で音読(内読)しない。

高速で読み急ぐトレーニングを行う。

速読習得で最も大切

それぞれ詳しく説明していきますね!

【速読理論1】読視野を広げる

普段、わたしたちは文章を読むときに、文字を1文字ずつ見るのではなく、約2~4文字のブロックで認識しています。

この「一度に認識できる範囲」を読視野といいます。
速読の達人は、広い読視野で、複数行を同時に理解し認識することができます。
読視野 - 速読トレーニング

読視野を広げようとした時に、1ページ全体を周辺視野で捉えようとする方法を想像される方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

そうではなく、速読の正しい方法は、密度の濃い周辺視野で読むことです。

読視野2 - 速読トレーニング

密度の濃い周辺視野とは、焦点を完全に合わせず、周囲の文字がわかるほど集中している状態です。
リラックスしながら集中している状態になる必要があり、スポーツにおける「ゾーン」に近いかもしれません。

密度の濃い周辺視野を作る最大のコツは、文章を読むときに「文字」ではなく、「行間」に意識を持っていくことが大切です。
意識を行間に持っていき読む練習をすることで、読視野を広げる第一歩となる、濃い周辺視野を習得することに繋がります。

速読の達人は、密度の濃い周辺視野以外にも、普通の人とは違う目の使い方をします。

それが「視点のコントロール」です。

【速読理論2】視点をコントロールする

まずは、速読の達人と普通の人の、読書中の視点移動を見てみましょう。

視点移動1 - 速読トレーニング

普通の人の方が、規則的な視点も、不規則な視点も多いですよね。

規則的な視点の数は、読視野の広さが関係してくるため、速読の達人の方が少なくなります。

リマインド
読視野は「一度に認識できる範囲(文字数)」

そして、不規則な視点がなぜ発生するかというと、無意識に読んでいない部分や、すでに読んだ部分に視点を移動させることが癖になっているんです。
視点が飛ぶと、文章をスムーズに読むことを妨げ、読書スピードが大きく落ちてしまいます。

この悪い癖は、文章を規則上から下、左から右に正しく読むよう繰り返しトレーニングすることで克服することができます。

そして、次に紹介するのは、速読を習得するうえで最も大切なポイントです。

【速読理論3】心の中で音読(内読)しない

わたしたちは読書をする時に、心の中で音読しながら読んでいます。(心の中の音読が無意識の人もいます)

この「心の中で音読すること」を、内読といいます。

速読の訓練をしなくても、わたしたちは今より、ある程度速く文字を認識することが可能です。
しかし、内読の癖があると、音声を発生し終えるまで、目だけで読み進めることができないんです。

ですので、速読を習得するには、まずこの内読することをやめる必要があります。

内読を克服するには、高速で読み急ぐトレーニングを行うことが効果的です。

 

速読の理論のお話は以上になります。

それでは、実際にどんなトレーニングを行えば速読を習得できるのか。
その具体的な方法を解説していきますね!

速読を習得する方法

速読を習得するには、次の二つの側面からアプローチする必要があります。

速読の目を作る

  1. 読視野を広げる。(周辺視野拡大と濃い周辺視野の使い方を覚える)
  2. 文章を規則正しく読む癖をつける。

速読の脳を作る

  1. 内読をやめる。
  2. 理解力を高める。

 

【速読習得方法1】速読の目を作る

周辺視野を広げることは、読視野の拡大、ひいては複数行の同時理解に繋がり、読書スピードを大きく向上させます。

周辺視野を広げるには?

ナンバータッチをする。

当ページの周辺視野拡大トレーニングでオススメを紹介しています。

 

濃い周辺視野を使えるようになるには?

読書時、「文字」ではなく「行間」に意識を向けて周囲の文字を読めるようにトレーニングする。

当ページの読視野拡大トレーニングもオススメ。

文章を規則正しく読む癖をつければ、視点の飛躍がなくなります。

文章を規則正しく読む癖をつけるには?

上下に高速で規則正しく視点を動かすトレーニングをする。

当ページの視点移動トレーニングがオススメ。

また、「本を読まずに、高速で目を通す」トレーニングも効果あり。

 

【速読習得方法2】速読の脳を作る

内読を克服しなければ、心の中の音声以上のスピードで読書をすることができません。

内読をやめるには?

高速で読み急ぐトレーニングが効果的。

文章に書かれていることを映像としてイメージする。

当ページの視点移動トレーニング、読視野拡大トレーニングが効果あり。

また「本を読まずに、高速で目を通す」トレーニングもオススメ。

速読のノウハウで高速で読書をし、本の内容を理解できるようになるのが最終目標です。

理解力を高めるには?

たくさんの本を読んで、速読に慣れる。

目次、あとがきに目を通すなど、その本の基礎知識を身につけてから読む。(本の難易度と理解の難しさは比例する)

 

これらのトレーニングを行うと速読を習得できますが、最も大切なのはたくさんの本を読むことです。

読書スピードと理解力を両立させることは難しく、両立させるには、たくさん読書して経験を積む必要があります。
速読術は、読んだ本の量に比例して、徐々に身についていく技術なんです。

これを聞いて「ええ・・・量をこなすってめんどうくさい・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、量をこなす=「たくさんの本と出会える」ということになります。
たくさんの本に触れ、たくさんの知識を得ることは、あなたを大きく成長させ、魅力的な人物にしてくれるでしょう。

そうして習得した速読の技術は、実は「本を速く読む」以外にも恩恵を与えてくれます。

最後に、そんな「速読の思わぬ副産物」についてお話しますね。

「速く読む」以外の速読の恩恵

速読とスポーツ

速読は、高速で目を動かし情報を読み取る必要があり、鍛えられた情報処理能力はスポーツにも応用できます。

こちらは、テレビで速読が特集されたさいに、野球未経験の速読の先生が、150キロの剛速球にバットを連続で当てている映像です。

 

1回や2回ならまぐれであるかもしれませんが、何度も連続で当てるというのは、普通なら考えられませんよね・・・。
この映像の後に速読の生徒さんたちが登場し、150キロの剛速球を同じようにぽんぽん打っていて、とても驚いたのを覚えています。

ボールを打つさいは、ボールを見て、認識し、打つ必要があります。
速読の先生が150キロのボールを打てるのは、ボールを見て、認識する2ステップが極めて速いからなんです。

野球以外にも、速球への対応力がつくため、速読は球技全般に有用と言えます。

また、速読は、周辺視野の拡大や集中力の向上にも効果がありますので、球技以外にも、色んなスポーツに効果がありそうですね!

実際に多くのプロアスリート達が、速読トレーニングをパフォーマンスの向上のために取り入れています。

プロアスリートたちが「速読トレーニング」を取り入れる理由。

速読で広がる本の世界

速読で内読をやめるために、映像としてイメージするよう意識すると、少しずつイメージ力がついていきます。

イメージとは
心に思い浮かべる像や情景。ある物事についていだく全体的な感じ。また、心の中に思い描くこと。

イメージ力がついて読書に集中すると、頭の中の映像が色鮮やかになり、まるで、本の世界に入り込んだかのような感覚になることがあります。

広がる本の世界 - 速読トレーニング

ぼんやりとイメージしていたものが、現実と同じように頭に浮かんでくるのです。

そうなると、本の世界にさらに入り込めるようになり、読書がもっともっと楽しくなります。

【速読トレーニングと理論と方法】まとめ

いかがでしたか?

学業・スポーツ・仕事などで、周りに差をつけるために速読はとてもオススメです!

速読を習得すれば、本の世界をよりリアルに触れられるようになります。
たくさんの本との出会いは、きっとあなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。